口腔外科について

1800年代の口腔外科の歴史について

口腔外科学は、1850年代のアメリカで外科学から独立して研究され始めた学問です。 アメリカで初めて口腔外科医として認定されたのは、Simon P Hullihen(1810 〜 1857)です。顎骨骨折,口唇口蓋裂,三叉神経痛などの研究に貢献しました。 James E Garretson (1825 〜 1895)は、アメリカにおける口腔外科の父と呼ばれています。彼は、ペンシルベニア大学で医師免許を、 Philadelphia Collage of Dentistry(現・テンプル大学)で歯科医師免許を取得しました。1869年に「A system of Oral Surgery」(歯科全書)を出版し、6版まで重版され、全世界で読まれています。

口腔外科の治療する疾患について

口腔外科は、口の中やあご、顔面、顔面の周辺組織などに生じた疾患を外科的な治療で治すところです。 口腔外科で行っている治療している主な疾患は、腫瘍(良性腫瘍・悪性腫瘍)、口腔顎顔面外傷、顎関節疾患、口唇裂、歯の欠損症などです。 悪性腫瘍のほとんどのものは癌腫であり、舌がん、歯肉がん(下顎歯肉がん、上顎歯肉がん)、口底がん、頬粘膜がんなどの症状です。治療方法は、手術療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法などで行います。早期の症状の場合は、ほとんどの場合で完治させることができます。50代以上の男性が発症することが多い病気であるため、注意が必要です。もし、異常がみられた場合には、専門機関で診断してもらうことをオススメします。